top of page
  • 執筆者の写真竹内

どんな身体活動にも意味がある

更新日:2022年2月6日

コロナ禍が続く中、テレワークや外出自粛等で、以前より座っている時間が増えた人が多いのではないでしょうか。


長時間の在宅で、意外に危ないのが「座りっぱなし」です。ずっと座り続けることで、血流や筋肉の代謝が低下して健康を害し、その結果、肥満・高血圧・心筋梗塞・がんなどを引き起こす可能性が高くなります。


WHO(世界保健機関)が2020年11月、10年ぶりに更新した「運動・身体活動および座位行動に関するガイドライン」で、座位行動は最小限にとどめ、低強度でも問題ないので身体活動を取り入れることを推奨しています。


身体活動とは、安静にしているよりも多くのエネルギーを消費するすべての動作のことを言います。


日常の生活活動や家事も立派な身体活動です。年齢や能力を問わず、アクティブ(活動的・積極的・能動的)になることはできます。身体活動を難しく考えず、簡単に取り入れられることから、気軽に始めてみてください。


血行不良や筋肉低下を招きやすいのは、運動不足の人や長時間同じ姿勢のデスクワーカーなどです。そんな日常を送られている人は、特にこまめに体を動かす工夫をしてください。


1時間に1度は必ず立ち上がって、首や背中の曲げ伸ばしをしたり、トイレや物を取りに行くなど、少しでも体を動かす時間を作るようにしてみましょう。


第2の心臓ともいわれる足への刺激は、体全体に血流を促してくれます。(健康づくりテキストブックP13~17参照)


コロナ収束までは、もう暫く不自由な生活が続くと思いますが、安心できる日々が1日も早く戻ってくることを願い、未来に向けて楽しいことを好きなだけできるように普段から体調を整え、1日1日を大切に考えて健やかな日々を送りましょう。


寒さも厳しい時期なので、くれぐれも無理のないやり方でアクティブに体をほぐして、気分も血行も良好に‼

閲覧数:27回0件のコメント

最新記事

すべて表示

これからの時季に気を付けておきたいこと

今年の夏は例年にない暑さが続き、冷房の効いた部屋で過ごす生活は当たり前になりました。 そこからくる冷え性や睡眠不足、それにプラスして会社や学校・家庭などで環境の変化からくるストレスなどが加わって、これからの時季に体のだるさや不調を感じる方も多いのではないでしょうか?...

深部体温と熱中症について

体温には、手足など体の中心から離れ外環境の影響を受けやすい「皮膚温」と、脳や臓器など体の中心の機能を守るために一定に保たれる「深部体温」があります。 健康な状態では、深部体温は皮膚温よりも0.5~1℃ほど高く、37℃前後に保たれていますが、それは体内で生命維持や生存活動のた...

頻繁に足がつるときの対応について

おそらく、誰もが一度は足がつるという経験をしたことがあるのではないでしょうか。 つる部位は、ふくらはぎや足裏が多いと思いますが、突然足がつると痛みが治まるまでしばらく辛いですよね。 足がつる原因は色々ありますが、主なものとしては筋肉の過緊張、脱水(水分・ミネラル不足)、そし...

Commentaires


bottom of page