貝島
エクオールと免疫力
更新日:2021年1月7日
エクオールとは?
大豆にはイソフラボンという成分が含まれています。厚生労働省研究所による大規模コホート研究でも、食品からのイソフラボン摂取量が多いほど、日本人女性の乳がんや脳梗塞、心筋梗塞のリスクが低下し、男性の一部でも前立腺がんのリスクが低下するという研究報告が出されています。
大豆イソフラボンの健康効果
食事から摂った大豆イソフラボン(ダイゼン)は腸で吸収されますが、その時ダイゼンという成分で吸収される人と、エクオールという成分で吸収される人がいます。この違いによってイソフラボンの健康効果に差が生まれ、エクオールの方がより高いエストロゲン活性を持ち免疫力を高めることがわかってきました。
エクオールを作ってくれるのは、腸内細菌です。
エクオール菌をしっかり活動してもらうためには、豆腐、納豆、豆乳など大豆食品を毎日食べることが大切であるようです。