top of page
  • 執筆者の写真川村

リンパマッサージで脚のむくみを解消しましょう

更新日:6月29日

今の時期は体にむくみを感じやすいですが、皆さんはいかがですか?夕方になるとパンパンに腫れた脚に悩まされる方も多いのではないでしょうか。


人間の体には全身に「リンパ管」が張り巡らされており、体内で余った水分や老廃物は、リンパ液となってその中を流れています。リンパ管は、いわば下水道のような存在です。


脇の下や腹部、脚の付け根などの要所要所に、関所のような「リンパ節」が約600~700個あり、リンパ液を濾過するフィルターの役割を果たしてくれています。細菌やウィルスなどの異物をリンパ節でキャッチすると腫れが起こります。風邪を引いたり、疲れたりして体調が悪化すると、リンパ液の流れも悪くなって免疫力も低下します。


皮膚の表面から深さ約2ミリのところに「毛細リンパ管」という最も細い管が網目状に広がっており、皮膚を伸ばすこと(マッサージ)でリンパ液の流れが促進されます。


マッサージでリンパ液の流れが良くなると、むくみが解消されて翌朝はだるさを感じにくくなります。ポイントは「優しくなでる」ことです。音楽を聴きながら、テレビを観ながらなど、「ながらマッサージ」がちょうど良い強さです。


マッサージ以外に、座っている状態で足首を回したり、膝を曲げ伸ばししたりすることも、筋肉のポンプ作用でリンパの流れが促進されるので、むくみ解消に効果的です。


リンパの流れを整えると、むくみが解消されるだけでなく、疲れも和らぎます。今日のむくみや疲れは、できるだけその日中に、解消できるといいですね。


健やかでいきいきとした人生を送るために、自分で簡単にできるセルフケアを日常生活の中に取り入れて、習慣化してみませんか。


閲覧数:23回0件のコメント

最新記事

すべて表示

9月に入り、暦の上では「秋」ですが、暑さがなかなか和らぎませんね。 今夏は、この100年あまりで最も暑い夏と言われるほど記録的猛暑が続き、体感的にも厳しい暑さとなりました。 熱中症警戒アラートが各地域で発令され、熱中症の危険性から外出など、積極的な行動を控えられた方も多いのではないでしょうか。 とは言え、エアコンの効いた部屋でばかり過ごし、あまり動かないのも体に良くないことは皆さん百も承知だと思い

人間の体内は、体重の約60%を水分が占めています。体の機能を維持するためには、1日の水分量、つまり摂取量と排出量のバランスをとることが大切です。 水は生命を維持するのに不可欠で、体内から水分が5%失われると、喉の渇きやめまい、吐き気といった脱水症状や熱中症の症状が現れ、10%では筋けいれんや失神が起こり、20%にもなると生命に関わります。 体重が70kgの人を例にとると、 特に運動などしなくても呼

5月に厚生労働省が平均寿命調査の結果を発表しました。国勢調査の結果などを使い、全住民の人口と死亡数などをもとに計算されたもので、都道府県や市区町村別では5年ごとに公表されています。 今回の調査では、川崎市麻生(あさお)区が男女ともに全国で1位となりました。東京・新宿から快速急行で20分あまりというそのベッドタウンは、多摩丘陵の里山が連なる土地で庭が広い戸建て住宅が多く、まわりには農地や山林も多く自

bottom of page