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  • 執筆者の写真川﨑

今年も花粉の季節が到来!

春になると、決まって毎日の天気予報で花粉飛散の情報が流れ、花粉症の薬や目薬のCMも多くなりますね。


2019年の環境省の花粉症環境保健マニュアルに、全国耳鼻咽喉科とその家族を対象とした調査が掲載されていました。


日本で花粉症の症状を持っている人の正確な数はわかっていませんが、1998年の花粉症有病率は約20%、2008年は約30%でした。この傾向から推測すると、現在は恐らくもう少し上がっているのではないでしょうか。今や、花粉症は国民病とも呼ばれています。


今の季節の花粉症は、季節性アレルギー性鼻炎というもので、花粉によってくしゃみ・鼻水等の症状を引き起こす免疫過剰反応と言われています。東洋医学では、水分代謝の異常は水毒・水滞とも捉えています。


昔は、今ほど花粉症の人はいませんでした。生活が便利に、豊かになるにつれて発症する人が増えてきたと言われています。つまり、大気汚染や花粉飛散量の増加等が外的要因に、そして食生活の変化、運動不足、ストレスなどが内的要因となっているようです。


花粉症対策として、普段の生活に取り入れられることをご紹介します。


・体の冷えを防ぎましょう


まずは、足指・足首回しをしましょう。次に足裏の反射区を押します。お風呂の中や、お風呂上りに行うのがおすすめです。(教室で使用しているテキストブックをお持ちの方は、17ページをご参照ください)


・適度な運動やお風呂で、余分な水分を排出しましょう


・バランスの良い食事をしましょう


特に腸内環境を整えることで免疫機能がアップし、症状の緩和が期待できます。ヨーグルト、発酵食品などがおすすめです。


・ストレスを溜めないようにしましょう


コロナ禍で不都合な状況が長く続いていますが、季節はもう春です。できる対策をしながらワクワクすることを色々始めてみましょう。自然の中でのんびり、ゆっくり春を感じてみるのもいいですね。

 

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