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執筆者の写真川﨑

秋、体と心に潤いを

今年は、9月になっても真夏日が続きましたが、10月に入って急に秋が訪れたかのように過ごしやすくなりましたね。


この時期になると、「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」などと言われますが、東洋医学では、秋は乾燥により肺と大腸にダメージを受けやすい季節と言われています。乾燥によって呼吸器系の症状や、便秘や皮膚や鼻などの症状が出やすくなるのです。


また季節の変わり目は朝晩の寒暖差が激しく、気圧の変化も大きいので、自律神経も乱れて体調不良を引き起こす人が増えてきます。


お出かけにも最適な季節、この秋を健康で楽しく過ごすための対策をご紹介します。


体の中から整えましょう


秋は肺が弱りやすく、潤いが必要になります。旬の食べものは、季節の不調を改善する効能があるのでおすすめです。積極的にバランスよく摂りましょう。ただし、食べ過ぎは禁物!腹八分目で消化のよい食事を心がけましょう。薬味や香辛料は食欲増進や体を温め発汗を促しますが、摂りすぎは逆効果になりますので上手に使いましょう。


【体を潤す秋の食べもの】

レンコン・山芋・ゆり根・大根・豆腐・白きくらげ・ゴマ・梨・リンゴ・ハチミツなど


呼吸を意識してみましょう


呼吸が浅くなると、鎖骨下や胸郭が硬くなります。それによって肩こりになったり、質の良い睡眠が得られなくなるので、普段から鎖骨下や胸郭をさすりましょう。


またゆっくりと呼吸することを意識しましょう。まずは息を吐き、鼻から吸って口から長めにゆっくり吐くを数回繰り返してください。リッラクス効果で副交感神経が優位になります。寝る前にぜひやってみてください。


適度な運動をしましょう


スポーツの秋ですが、体を疲れさせるような過度な運動は避けましょう。ストレッチやウォーキング・散策などがおすすめです。


秋は冬に備えて免疫力を上げ、エネルギーを蓄える季節とも言われています。できる範囲で自分の体調管理をし、秋を満喫しながら心も体もゆったりと過ごしましょう。




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