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  • 執筆者の写真川﨑

食事を見直して低栄養を予防しましょう

皆さんは、フレイルやサルコペニアという言葉をご存知でしょうか?フレイルとは、身体能力のほか、精神的、社会生活面にも衰えがみられる状態、サルコペニアは、筋肉量が減少し筋力や身体機能が低下している状態を言います。


人生100年時代と言われる今、健康寿命を延ばすことの重要性が高まっており、将来の身体機能障害との関連が深いフレイルとサルコペニアの予防が重要視されています。


厚生労働省の令和元年度の国民健康栄養調査結果によると、年齢が上がるにつれて低栄養になる割合が高くなる傾向があります。


低栄養になると、サルコペニア(筋肉量が減少し筋力や身体機能が低下)を発症し、その結果、日常生活活動度、消費エネルギー量の減少、食欲低下、更に栄養不良の状態を促進させるという負のサイクルが生まれます。


そこで、低栄養を予防するための効果的な食事方法をご紹介します。


1.3食しっかり食べる


2.1日2回以上、主食・主菜・副菜をうまく組み合わせて食べる


[主食] ごはん・パン・麺類

[主菜] 肉・魚・卵・大豆

[副菜] 野菜・芋・海藻類・きのこ


3.色々な食品をバランスよく食べる


多様な食品を食べることで、必要な栄養素をまんべんなく摂ることができます。


4.食事を工夫してみる


・作るのが大変な時は、無理をせず配食やお惣菜を利用する


・1食分を小分けにして少しずつ食べてみる


・「ちょい足し食事」で主食や主菜に鰹節、しらす、納豆などをプラスする


・おやつをヨーグルトやチーズなどに変えてみる


・家族や友人と一緒に楽しく食べる


食事は健康の源、毎日の食事を見直して低栄養を予防しましょう。

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