top of page
  • 執筆者の写真貝島

エクオールと免疫力

更新日:2021年1月7日

エクオールとは?



大豆にはイソフラボンという成分が含まれています。厚生労働省研究所による大規模コホート研究でも、食品からのイソフラボン摂取量が多いほど、日本人女性の乳がんや脳梗塞、心筋梗塞のリスクが低下し、男性の一部でも前立腺がんのリスクが低下するという研究報告が出されています。


大豆イソフラボンの健康効果


食事から摂った大豆イソフラボン(ダイゼン)は腸で吸収されますが、その時ダイゼンという成分で吸収される人と、エクオールという成分で吸収される人がいます。この違いによってイソフラボンの健康効果に差が生まれ、エクオールの方がより高いエストロゲン活性を持ち免疫力を高めることがわかってきました。



エクオールを作ってくれるのは、腸内細菌です。

エクオール菌をしっかり活動してもらうためには、豆腐、納豆、豆乳など大豆食品を毎日食べることが大切であるようです。

閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

風邪で長引く咳を緩和するには

2024年も気がつけば2月になりました。寒い時期ですが、体調を崩されたりしていませんか? 年明けに「風邪をひいて咳が治まらないのでお休みします」と連絡をくださった会員さんが数名いらしたので、今回は咳対策について書きたいと思います。 人は、空気の通り道である気道に異物が侵入した時、それを外に出そうと咳をします。つまり、咳は埃や細菌、ウイルスなどの異物が体の中に入らないようにするための防衛反応なのです

尿もれ対策をしましょう!

なかなか人には相談できずに悩んでいる人が意外と多い尿もれ、でも原因を知ることで解決策も見えてきます。 女性は男性に比べて尿道が短い上に、妊娠や出産の影響もあり、尿もれの悩みは女性の方が断然多いと言われています。 40代では3割の人に自覚症状があり、実は20代にも尿もれ経験者が多いことが分かっています。尿もれは、女性にとって年代を問わない身近な悩みと言えそうです。 尿もれ-女性に多い2つのタイプ-

握力・筋力アップで元気に過ごしましょう

今年は、新型コロナが2類から5類に移行して、社会も少し落ち着いてきましたね。 そんな中、最近よく耳にするのが 「ペットボトルのふたが開けにくくなった」、「買い物の荷物を長く持つのが辛くなった」、「雑巾(布巾)を硬く絞れなくなった」などの話です。 コロナ禍で外出や運動をする機会が減り、それが筋力や握力の低下につながっているのではないかと思います。 秋になり、教室で2年ぶりに体力測定を行いましたが、体

bottom of page