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  • 執筆者の写真花田

骨を強化して骨粗鬆症を予防しましょう。

骨は、私たちの身体の土台となる大切なもので、「身体を支える」「運動の支点となる」「脳や内臓などを守る」「血液(血球)をつくる」「カルシウムを蓄える」など、5つの大きな役割を担っています。


骨量は20代をピークに、その後徐々に低下していきます。女性の場合は、閉経以降急激に落ちていくのが特徴です。

 

骨を強化するための3本柱は、栄養・運動・日光浴と言われており、運動面においては、何歳からでもウォーキングなどを含める適度な運動が骨の強化に役立ちます。


また、転倒は骨折の原因となることが多いので、足腰を強くすることが大切となります。何歳からでも、体力に自信がない方でも大丈夫! 諦めないで骨の強化に効果的なことを日常生活に取り入れて続けてみましょう!

 

・ウォーキングは、のんびり歩くのではなく、姿勢を真っ直ぐに意識しながら歩幅を広くし、リズミカルに歩くようにしましょう。


・エレベーターやエスカレーターを使わず、極力階段を使うようにしましょう。


・無理せず、散歩の時間をほんの少し増やしてみましょう。


教室でもバランストレーニングや、やさしい筋肉トレーニングなど、骨に効果的な運動に取り組んでいます。ぜひ一緒に続けましょう。

 

 一般的に骨を守るために効果的な運動は、衝撃や負荷をかける大きな運動といわれますが、そう言った激しい運動が勧められるのは、成長期の子どもや骨粗鬆症が起こる前から運動習慣のあった人です。


あまり運動習慣のない高齢者の方、足元がふらついたり体のバランスを崩しやすくなっている人、最近1年以内に転倒したことがある人は、まずは無理のない安全な運動で足腰を鍛えることから始めましょう。そして筋肉がついてきたら、徐々にほかの運動にも挑戦してください。

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